アイバンク支援活動 |
|
1925年(大正14年)6月30日、アメリカ・オハイオ州セダーポイントで、ライオンズクラブ第9回国際大会が開催され、ゲストに招かれたヘレン・ケラーの『視覚障害者の保護と救済』のスピーチが聴衆の心を動かしました。
これをきっかけに、ライオンズクラブの主力事業となった「視覚障害者福祉」「視力保護」活動は、今日まで連綿と受け継がれています。 |
|
アイバンクとは |
|
アイバンクは、角膜を提供してくださる方にドナー登録をお願いし、角膜を提供する人から受ける人へスムーズに移行されるよう、あっせんするところです。
「財団法人群馬県アイバンク」は、1979年(昭和54年)3月に群馬県知事の許可を得て設立され、同年11月に厚生大臣許可を受けました。
吾妻ライオンズクラブは、病気や外傷のため角膜を痛め失明されている方々に、光を取り戻していただけるよう、アイバンク活動を支援しています。 |
|
角膜移植とは |
|
角膜は黒目の表面を被っている透明な膜です。角膜が病気や外傷によって濁ってしまうと、光がさえぎられて物が見えなくなります。この濁った角膜と透明な角膜を取りかえる手術を角膜移植といいます。 |
|
移植の材料 |
|
移植に使う透明角膜は、亡くなられた方の眼球から提供を受けます。角膜さえ透明であれば、近視や乱視でも、「そこひ」の目でも、老幼を問わずに角膜移植ができます。ただ、伝染のおそれのある病気や、変死の場合は使えないことになっています。 |
|
角膜移植のできる方 |
|
目の見えない人が、角膜移植の手術を受ければ誰でも視力が回復するようになるというわけではありません。角膜の部分だけが悪いために、目が見えないとい う方に限られます。移植した方がよいかは眼科医の診断によりますが、この手術によって大きな効果が期待できます。 |